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用語解説
暦Wiki
月の位相(Phases)/満ち欠け(Waxing and waning)
†
月は
朔
(
さく
)
(新月)→
上弦
(
じょうげん
)
→
望
(
ぼう
)
(満月)→
下弦
(
かげん
)
→朔と、みかけの形が日々変化していきます。
この変化を月の
位相
(
いそう
)
あるいは満ち欠けといいます。
周期は約29.5日、より正確には29.530589日 (
朔望月
) となります。
見られる時間も日々変わっていきます。
変化がはっきりしているので
こよみとして使う
のに便利です。
1か月とは
1週間とは
月が満ち欠けする理由
月は自ら光る天体ではなく、太陽の光を反射して輝いています。
輝いている面がどの方向を向くかが、太陽と月の相対的な位置関係によって変化します。
月と太陽が同じ方向にあれば輝いている面は太陽側を向き、地球には暗い面を向けていますので月が見えない=新月(朔)となります。
月と太陽が反対方向にあれば輝いている面は地球側を向くので、丸い月=満月(望)となります。
月と太陽が直行する方向にあれば輝く面は半分しか見えないので、半月=上弦・下弦となります。
月の公転軌道面は地球の公転軌道面である
黄道面に対してわずか5.1°程度しか傾いていません
。
この相対的位置関係は黄道面内の角度である
黄経
の差を考えれば十分です。
朔 (新月)→上弦→望 (満月)→下弦はそれぞれ、黄経の差が0°・90°・180°・270°になること、あるいはその瞬間を指します。
地心を基準とした黄経の差を考えますので、その瞬間に日本で月が見えているとは限りません。
月の位相
朔 (新月)
上弦
望 (満月)
下弦
太陽と月の黄経差
0°
90°
180°
270°
月はほぼ黄道面内を公転しています。
このため、相対的位置関係は黄道面内の角度=黄経の差で表せます。
朔弦望の時刻
†
黄経の差がこれらの値になる瞬間を定めることができます。
これらの日時は
暦要項
や
今月のこよみ
などでご覧いただけます。
日にちについては
今月のこよみ powered by Google Calendar
もご利用いただけます。
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†
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Last-modified: 2020-05-27 (水) 16:49:09