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昼夜の刻数†
- 享保十四年(1729)暦〜寛政十年(1798)暦
- 定気法に準じて単純化し、春秋分は昼夜50刻、夏至・冬至は40刻/60刻と、キリの良い値が使われていました。
| 冬至 | 春秋分 | 夏至 |
| 日の出より日入まで | 昼40刻 | 昼50刻 | 昼60刻 |
| 夜60刻 | 夜50刻 | 夜40刻 |
| 六より六まで | 昼45刻 | 昼55刻 | 昼65刻 |
| 夜55刻 | 夜45刻 | 夜35刻 |
- 昼夜の刻数は緯度に依存します。
- 暦面上の刻数は概ね貞享暦の半昼夜分=京都の数値に近いのですが、立春・雨水などでは微妙にあわないように見えます。
- 土御門泰邦『宝暦暦法新書』p.143には、これらの数値を掲げて「実測により定めた」との記述がみられます。しかし、1分=1/10000日〜9sの精度で観測できるなら実測と理論の差を検知できるはずなのにキリの良い値が並んでいること、出入り時刻から雨水における昼の長さを出すと45刻を超えるのに44刻余と書かれているなど、疑わしさが感じられます。また、宝暦暦の半昼夜分とも合致しません。
- むしろ、宣明暦=陽城の数値に近いので、文字通り「旧例に従って」書き入れたのかもしれません。

- 寛政十一年(1799)暦〜天保十四年(1843)暦
- 時刻区分が半刻単位となりました。
- 二十四節気が平気法によることを加味して、春秋分も昼夜50刻ではなくなりました。
| 冬至 | 春秋分 | 夏至 |
| 日の出より日入まで | 昼40刻余 | 昼50刻余 | 昼59刻半余 |
| 夜59刻半余 | 夜49刻半余 | 夜40刻余 |
| 六より六まで | 昼45刻半余 | 昼55刻余 | 昼65刻半余 |
| 夜54刻余 | 夜44刻半余 | 夜34刻余 |
- 天保十五年(1844)暦〜
- 定気法の採用により、ふたたび春秋分は昼夜50刻に戻りました。
| 冬至 | 春秋分 | 夏至 |
| 日の出より日入まで | 昼40刻余 | 昼50刻 | 昼59刻半余 |
| 夜59刻半余 | 夜50刻 | 夜40刻余 |
| 六より六まで | 昼45刻半余 | 昼55刻 | 昼65刻半余 |
| 夜54刻余 | 夜45刻 | 夜34刻余 |
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Last-modified: 2024-03-19 (火) 14:56:55